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辛旨トーク

小池劇場を批判する動きについて

小池東京都知事のオリンピック3会場見直しの最大のポイントであったカヌー競技場等のボート海上を海の森自然公園から福島県に移設する話はオリンピック協会のバッハ会長の来日もあいまって会場移転は中止になったものの会場工事費用は約半額の300億円程度で収まる見込みである。村井福島県知事には気の毒だったが、森会長の顔を立てつつも大幅にコストを抑える事が出来る見込みなので、実を取った小池劇場は成功したともいえる。築地移転問題やオリンピック過剰投資問題等にメスを入れる小池知事のやり口は政権与党である自民党の今までの動きとは異なり、バラマキ型の旧来政治家にとっては本当に鼻もちならないであろう。しかし今の日本が置かれている借金1000兆円という惨状を作った元凶こそが、バラマキ型、コスト意識なしのユルユルの公共工事依存の無責任政治家たちによるものだと言う事を忘れてはならない。週刊文春で飯島元補佐官がズット小池知事批判を投稿しているが、右肩上がりの経済だった小泉純一郎元総理の秘書官の考えはこの点大いに誤っている。小池都知事が給料を半額にした事にスタンドプレーだと揶揄する向きもあるが、僕は小池都知事は東京都知事に留まらず将来の宰相になる事を見据えて、借金まみれ、不良資産だらけの日本経済を立て直す為には国家公務員、地方公務員などの給与を半額にする位の大ナタを振るう必要を感じ、その手始めに東京都で実験をしていると考えている。もっと小池劇場を過激に、そして壮大なドラマを作り上げてもらいたい。がんばれ小池知事。老醜らに惑わされるな!!

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