欧米ではクレジットカードが名前の通り（クレジット）信用カードの意味合いがあり、ホテル等を当日飛び込みでチェックインしたい時などクレジットカードが無いと泊めてもらえない事もあり、クレジットカードの威力は抜群だ。特にアメックスのブラックカードやプラチナカードがあればかなり優先して部屋を取ってもらえる。一方、日本では各カード会社の顧客獲得競争は熾烈なうえにダブルカードや何やらと付属機能付きのカードも多く日本中のカード発行枚数合計は1億枚を超えている。　多い人は一人5枚位持って居る訳でカードの神通力は余り無いと言える。僕たちの経営している飲食業では所謂、日銭商売で、お取引先への支払いよりも手取り現金が多ければ資金繰りが楽になる。カードはカードでメリットがある。法人カードはお得意様に資金回収に訪問する手間も削減出来てありがたい存在だ。　VISA、JCB、Masters、AMEXカード等は、現金支払いよりも注文の量が増える傾向があり、カード会社の手数料を引かれても、カード会社からの入金が最長1か月遅くなっても許容出来る。世の中の趨勢はキャッシュレスの方向にドンドンシフトしているので、従前の様な現金商売のメリットはドンドン享受出来無くなってきている。特に楽天カードはショッチュウ、ポイントX倍なるキャンペーンを行っているので数百円の利用でもカードを使われるケースが多く、繁忙時には煩雑で困ってしまう。楽天の三木谷オーナーと顧客にはメリットがあるが、少額でばかり利用されると店側のメリットは少ない。楽天カードの利用者は増えるし、カード保有者にも特典があるのだけれど、利用される側にはツライ仕組みではある。楽天カードに対抗するには、別の独自の特典を設けないと駄目なのかもしれない。ネット社会の雄　三木谷オーナー　利用される側のメリットも考えてください。お願いします。