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辛旨トーク

62歳山辺容疑者の様な女性や男性がタイで身を持ち崩す訳

タイに出張すると、おじいさんと孫娘の様な不釣り合いな極端な年齢差のカップルをたまに見受けます。60歳くらいのスケベーそうなオッサンと20代とおぼしき水商売系の女性とのカップル。50~60代の好色そうなオバハンと20~30代とおぼしきホスト風の男性とのカップル。出会いの場は基本的にはバンコック市内に多数ある外国人向けの水商売のクラブでしょう。この組み合わせが基本的には高年齢の日本人や白人と若年齢のタイ人との組み合わせです。コミュニケーションも出来ず文化も違い年齢差も極端にあるのに何でこんな関係が楽しいのか?と僕は思いますが、これは個人の人生観と生理の問題ですから否定する気はありません。今回の詐欺オバハン 御年62歳の山辺容疑者もこのパターンにはまる典型です。恋愛は年齢差なんて無いのでしょうが、高年齢者が若年齢者にお金を貢ぎ込んで偽りの愛情とサービスの深みに、はまり込んで貢ぎ終われば高年齢者が捨てられたり、タイ人パートナーのエスカレートする要望に応えて良いカッコして貢ぐための金を捻出する為に、よほどの高収入者で無い限り、犯罪を犯したり会社で不正に手を染めて結果として、くさい飯を食ったり破滅したりという悲劇が繰り返されています。勿論、一握りの幸せな高齢日本人と若年タイ人のカップルも居るのでしょうが、この場合はタイ人のパートナーが日本に移住して日本の社会システムに馴染んでいる場合に限られていると思います。基本的にタイでは外国人が不動産を取得できず(定期借家権や借地は可能)タイ人しか不動産が取得できない(企業として不動産を購入して工場を建てる等は可能)ので、殆どの日本人はタイ人のパートナーにタイで不動産を買い与え自分の権利は無いというのが実態です。ですから不動産を奥さんや彼女や彼氏に買ってあげたが最後、パートナーが一気に強い立場になり日本人や外国人の貢ぎ主が離婚されたり尻にひかれたりするという悲劇が繰り返されています。タイでは貧富の差が極端で、実質的に相続税が無く固定資産税も僅かで、金持ちや金持ちの家に生まれれば一生贅沢三昧の生活が送れる半面、田舎に行けば今でも家族の月収入が1万円程度の地域もありますし、バンコックでも大卒などの学歴が無ければ精々月収3万円程度が実情です。特に貧しい田舎では50万円程度で少し可愛いお嬢さんを都会の怪しげな職業に身売りされたりする悲劇も起こる様です。この極端な貧富の差から抜け出すために宝くじを当てる様な感覚で、金持ち或いは金持ちのふりをしている年寄に取り入ろうとするのも止む負えない性かも知れません。芥川龍之介の蜘蛛の糸では無いですが、この極端な貧困という地獄から抜け出すために、いつ切れるかもしれない蜘蛛の糸にすがって、魂を売ってでもパトロンに飛びつき春を売るという悲しい実態。その虚構に気が付かずか付いてか、タイという異国の開放的な雰囲気の中で、つかの間の幸せと快楽を感じて身を持ち崩してしまう愚かな寂しい人達。山辺容疑者の様な詐欺女が31歳のホスト男に貢ぐ。これこそ悪銭身につかずの典型でしょう。既に詐欺容疑で国際手配されていた山辺容疑者。日本での詐欺行為が出来なくなり、お手当を31歳の彼氏にも払えなくなって来ていたわけだから既に御用済み。場合に寄ったら抹殺されるか、追い出される寸前だったかもしれません。かえって逮捕されて日本に強制送還されてブリッコオバハンの寿命が延びたのかも知れません。勿論、31歳の彼氏一族は万歳! そしてホスト君は新たな獲物を探しにバンコックに舞い戻っているのかも知れません。嗚呼!?

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