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辛旨トーク

民主主義国家 VS 独裁国家

今、世界の情勢は第二次世界大戦以来の激動期に突入しています。 この状況で生き残っていくには即断力と強いリーダーシップが求められます。しかしながら我々が自由を享受している民主主義国家では、民主主義の名のもとに国民やマスコミの影響を受けて誤った方向でリーダーが選ばれたりリーダーが足枷をはめられる傾向があります。北朝鮮の危険性を一番知っている韓国が親北朝鮮の大統領を選ぶという愚行を犯したり、国益と国家規律を守るというFBIのドメインを絶対的捜査権ありと錯覚していた長官の首を切ったトランプ大統領が弾劾の危険性にさらされたり、強力なリーダーシップで独立国家としての憲法改正に取り組んでいる安倍総理を友人の学校創設に官僚が便宜を図った云々(いわゆる もり、かけ蕎麦騒動)と些細な事で追及して国政運営が遅滞したりと民主主義国家ではスピーデイでダイナミックな意思決定が出来ません。一方、独裁国家、北朝鮮、中国、ロシアでは着々と我々民主主義国家の国政運営の混乱をあざ笑う様に軍備と覇権を拡大しています。残念ながら今は独裁国家の方がこの戦いに勝利しつつあります。乱世の時は独裁国家、平和な時は民主主義国家 これが現実的な我々の選択なのでしょうか。この時代変化を体現しているのがトルコのエルドアン大統領です。エルドアン大統領が未だ首相になって数年。訪日された時、縁あって御一行200名のお料理を僕が調理長として提供させて頂いた事があり、個人的にエルドアン氏とお話させて頂きました。首相になる前、政敵によって3年間獄中にはいり峻烈な体験をされた事。庶民の絶大な支持を得ているがこの激動の国際情勢下では、国体を守り成長させるにはもっと強い権限を持たないと生き残れない事。等々をしんみりと個人的に話されて居ました。そして色々な批判はあるけれどエルドアン首相は憲法改正をしてより強力な大統領となりトルコを成長させています。日本でもマスコミと誤った愚民の選択によって売国奴・民主党政権になった時、日本の国民は膨大な損失を被りました。その最たるものが東日本大震災の事後処理の致命的ミス。そして尖閣諸島や沖縄の不安定化です。日本国民もよもや前回の様な過ちを犯さないと思いますが、それにしてもどうしてマスコミも我々国民もそれに乗せられて重箱の隅をつつく様な事ばかりして、いまそこにある危機対応の邪魔をするのでしょうか?

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