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辛旨トーク

稲田防衛大臣に見る言葉の重みと軽さについて

度重なる失言の稲田防衛大臣の言葉の軽さと無責任さには驚きを隠しえないが、政治家は言葉で大衆を牽引する才能を求められている訳で、こんな軽薄な言葉の国会議員が現に存在し、あろうことか選りによって我々の生命を守る防衛大臣の地位に居座っていることに恐怖と失笑を禁じ得ない。思想信条の点で安倍総理大臣のお気に入りなのだろうが、この大臣はそもそも大臣の資質が無いのではないか。弁護士としても言葉の軽い人物は裁判官からも信用されない。裁判でもこの様な軽い言葉の弁護士を弁護人につけた当事者は当然ながら敗訴となります。推測するに稲田大臣は弁護士くずれから国会議員になった転職組で所謂落ちこぼれが上手く安倍総理の懐に入り込んだだけでは無いのかと一連の軽い言動から推測してしまいます。この様な庶民の常識から判断しても大臣どころか政治家としても資質に欠ける人物をどうして、安倍総理は解任できないのかと首を傾げてしまいます。 安倍政権の支持率が右肩下がりになってしまうのもや無負えないのかもしれません。まあ、少し前の取り巻きである偽善国粋主義者で今や共産主義者か反国家主義者に転向した籠池前理事長夫妻やその他の胡散臭い人物の見極めすら出来ない安倍総理周辺ですから止む負えないのかも知れませんが・・・。こんな馬鹿臭い火消しに追われる名女房役の菅官房長官が逆切れしたくなる気持ちもわかります。さて弁護士の先生も昔の豊田商事事件管財人でありダイワハウスの顧問だった中坊公平弁護士や僕の顧問弁護士先生の様に庶民の味方の先生も多数おられますが、悪い意味で弁護士の事を『三百代言』と揶揄する言葉があります。この意味は口から出まかせの言葉ばかり喋る、信用ならない弁護士の事で、頭脳は明晰ながら思慮浅く平気で嘘をつく言葉の軽い弁護士という意味で『稲田防衛大臣=三百代言』そのものです。さて僕達サービス業に従事する全てのスタッフは、お客様に対する言葉、対応には十二分に気を付けなければなりません。①僕達はあくまで黒子でお客様を引き立てる立場にあるので言葉遣いには注意が必要で一部有名シェフの様に目立ちすぎるのは失格。②お問い合わせで、多数あるレストランからクワンチャイに興味を持たれ、お電話を頂戴する事自体が特殊な事象だと考え、感謝の気持ちを必ず伝える。③サービス内容や料理に対してお客様からクレームを言われても、必ずお客様の視点に立ち対応する事。自分の主張は抑えて先ずお客様に不興を与えた自分の不徳を反省する事。④多忙な時や疲れ切った時に、つい、地が出てゾンザイな対応をしてしまう危険性があるので、常に自分を戒めてサービス業に従事する喜びを感じ、同時に言葉の重さを意識し続ける事。これらが僕たちの心得でしょうか。 さて稲田大臣の様に失言してしまったら、いくら誤解云々と言っても誰も許してくれなません。弁明の余地なしです。一度、話した言葉の重みは、その内容が軽かろうと重かろうと変更できません。軽く喋ったと弁明しても、それは喋った人が軽いという事を如実に示すという意味で大変重い事実なのです。僕達も言葉遣いには細心の注意を払うべきです。失言やゾンザイな発言をしたら。弁明の余地なしです。その言葉の中に本心が透けて見えるからです。一言一言の言葉が大変重い意味を持ちます。覆水盆に返らずです。もって自戒すべきです。

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