僕たち飲食店は、なぜかコロナ感染リスクが高いと、いつの間にかレッテルを貼られ苦しい経営を強いられている。11月から大阪市の時短要請に応じたものの、それに対する支援金は1月中旬になっても入金されていない。時短要請を率先して受け入れ売り上げは激減しているのに、支援金がいつ入金されるかすら不明である。いくら強い意志を持っていても我慢の限界というものがある。今では、ランチですら危険だから会食を控える様にと発信されている。際コーポレーションの中島社長も『飲食業を潰す気か!』と怒りの発信をされている。ただ僕は日本国民として、責任と自覚を持ってコロナ感染を増やさないために何が大切かを考えて行動しているつもりだ。国にも大阪府にも兵庫県にも約束通り支援金を出来るだけ早く払っていただきたい。しかし他力本願のみで僕たちの未来を振り回されたくない。支援金の支払が少し遅れたから会社が倒産するなんて御免だ。店が暇な今こそ売上を1円でも多く、経費を1円でも少なくしながらABC分析や顧客分析を徹底して行ってメニューの改編やマーケテイング戦略を見直しておこう。コロナ禍が収まった時にライバル店に絶対負けないスタートダッシュが出来る様にしておこう。『コロナだからお客様が少ない』『国の対応が遅すぎる』こんな繰り言をいうのは止めよう。成績が悪いのを環境や国のせいにしても詮無い話だ。いまこそ未来を見据えて準備しておこう。コロナが僕たちを試しているのだから。
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