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辛旨トーク

コロナ後を考える 1,そもそも観光立国とは何だったのか

2年前から始まったコロナ禍のせいで、外国人(主としてマナーの悪いシナ人、韓国人)観光客が激減して、高い地価で採算のとりにくい状況に既に陥っていたにもかかわらず、欲ボケて建築した雨後の筍の様に林立したホテル群は既にホーンテッドマンションになり下がり、借金コンクリートの塊の醜態を都心でさらしている。爆買い目当ての都心のドラッグストアは売上激減で閉鎖が相次いでいる。同時に関西国際空港を始めとする空のゲートウエイも顧客の激減で再度赤字転落である。何故に過去10年間にわたり観光客が激増してきたのだろうか? 表向きは美しい観光地や世界を凌駕する食文化等の日本の素晴らしい観光資源があるからという事だろう。しかし、じっくり考えれば世界の経済成長 実質的な賃金をはじめとする世界的な経済成長の中で日本が唯一成長が止まっていた為に買い物を含む観光資源が世界と比べ激安になった事が最大の原因ではなかろうか? コロナ禍迄の日本の観光立国とは日本の文化のバーゲンセールであり政治家の無策により経済成長が停滞した副作用による結果だったに過ぎないのではないか。観光立国宣言とは裏返せば政治家の無策亡国宣言である。ニューヨークのレストランの料金と日本のレストランの料金が2~3倍違えば日本の方が美味しくて激安だと考えるだろう。不衛生で何が入っているか判らない中国のレストランより小綺麗な日本のレストランの方が安心だと考えるのは当然だろう。常識外の着機料をふんだくる(一般的には着機料を徴収する飛行場は少ない)日本の主要国際空港の使用料が高くて、結果として航空機代が高くなっても、それに余りある激安感が日本観光にはあったのだろう。しかし考えれば、我々日本国民にとっては、いまだに立ちしょんべんをショッピングモール内でするシナ人や,すし屋で平気で煙草を煙らせ、強い香りの香水を漂わせる韓国人に依存する観光産業は願い下げだ。本来なら日本が経済成長を取り戻し、世界並みに賃金が上がり日本国民の生活が豊かになる事が基本である。その代わり物価が世界並みに上がれば、バーゲンハンターたる安物の観光客は減少するだろう。しかしながら日本の本当の良さを理解する、本物の心豊かな観光客は増加してくるだろう。そして、彼らが日本文化の奥深さを知り、日本のファンになってくれるはずだ。 これこそが真の観光立国だろう。

 

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