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辛旨トーク

コロナ後を考える 19 日本も宇宙ビジネスへ進出しよう

終息の目処がつかないコロナ禍。著名人の自死。破滅型人間の道連れ放火殺人。地球温暖化による天災地変の頻発。日本周辺の地震の多発と富士山の噴火予測等々、暗いニュースが続く我々の住処 地球、日本。地球から火星に真剣に移住する事を模索する動きも、スペースXの成功でより具体的になって来たテスラモータースのイーロンマスクCEOが先陣を切っている。AmazonCEOのジェフペゾスも宇宙ビジネスを開始している。イギリスのVergin Air創業者リチャードブロンソンも宇宙ビジネスを開始している。(リチャードブロンソンと僕は彼のテムズ川に浮かぶプライベートオフィスで何度か会い、パワーボートの太平洋レースTrance Pacific Raceを一緒に行う約束をしているのだがいまだ実現していない)。中国は独自に月の裏側の資源略取や宇宙覇権に向けて着々と手を打っている。日本では無人宇宙探索機『ハヤブサ』『ハヤブサ2』の成功やJAXAの衛星打ち上げの度重なる成功はあるものの、資金をNASAに供与するだけで独自の宇宙開発が行えていない。零戦から始まりホンダジェットやMU2等に繋がる日本の航空技術や潜水艦で培った金属加工技術の精度の高さやコストパフォーマンス力をもってすれば、日本独自の宇宙進出はビジネスとしても十分可能な筈なのに、前澤勇作氏の様にロシアを含めた他国の宇宙ビジネスに愉快犯として資金供与するに留まっている。失われた30年から脱出するためにも、ホリエモンの様なチョイ噛みロケット発射ではなく、高機能低価格の耐久性の高い再利用可能な宇宙空間とのシャトル船製造計画の官民一体の発表等の日本政府肝いりの宇宙ビジネスへの進出が望まれる。JFケネデイが号令して人類発の月面着陸を実現した様に、日本の未来を指し示す新しいリーダーが出現して、僕たち日本人が誇らしく心躍る様なチャレンジを始めてほしいものだ。

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