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辛旨トーク

悪魔の誘惑に負けない様に、日本の食管法を改正してもらいたい。

これは、僕がNHK元会長の島桂次氏と中国にCCTV関連の仕事で行った15年程前のことであるので、少しは改善されているとは思うのだが・・・。コロナ隠蔽で判った様に、平気で嘘をつき,誤魔化す中国との悪しき取引から抜け出すために、悪魔の誘惑に負けないために、日本の食管法の穴を無くして貰いたいと願うものである。たまたま上海の日中合作の大規模食品会社Aに行ったときのことである。その会社Aは、田園地帯(田んぼのど真ん中で、利用する水質は決して良いとは思えない)にあり5000人ほどの中国人が勤務していた。中国では急成長し、その分野では1~2位を争うメーカーであった。そこで生産された安価な商品がバルクに入れられ日本に輸出され、日本で容器に移し替えられ、日本の会社名A’で XXXの清流で育まれたXXXと喧伝して販売されている。同工場に滞在中に、日本の上場メーカーBが、A社が製造していた別製品を購入に来ていた。B社も同じ様な手法でA社から低価格の製品を購入し、日本でXXXの匠の商品XXXと宣伝して販売するのだろう。東北大震災直後には被爆していた可能性のある野菜などは値がつかず、この野菜を購入した漬物等の加工食品会社CがCの所在地で製造された漬物として野菜の原産地は伏せて販売されていた。(今では被爆もおさまり優良安全なな農作物を生産しているので問題ないのだが)これはボトリングを含めた最終製造場所の表示で済む食管法の穴をついた商売である。基本的には日本で収穫し製造された商品は一定の信用がある。しかし僕たち消費者は中国で製造された信頼性に欠ける商品が、容器に移し替えられたら、信用された日本製になってしまう事実をあまり知らない。そしてA社もB社も食管法の穴を利用して違法ではない手法で中国を利用して大儲けして来た訳である。中国側から見たら、自分たちを利用して日本のA社もB社も日本国民を欺いて儲けていると考えるだろう。これが過去30年にわたり日本が魂を中国に売り、金儲けのために悪魔の誘惑に負け続けてきた歴史である。日中友好協会とは日本が中国と悪だくみをして儲ける為の隠れ蓑の側面もあったわけだ。日中関係を見直す時期に来ている今、この悪しき商売は中止して、本来の製造メーカーとしてのプライドと尊厳を取り戻そうではないか。不作為の作為である日本の食管法の穴を少し厳しくして塞いでいただければ、詐欺まがいの悪知恵も働かす余地も無くなり、日本の製造業も結果として、企業内の合理化を進めて正攻法で立ち直る事が出来るだろう。

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