Toggle

辛旨トーク

ビュッフェ料理の限界と挑戦

クワンチャイでは様々なタイ料理をお腹いっぱい食べて頂こうと、タイ食堂という名前でブッフェレストランを経営しています。コロナ前は大盛況でしたが、感染リスクを避けるために今年の春まではソムタムと言う名前でオーダー制にして自粛運営していましたが、5月からビュッフェを本格再開しています。勿論アラカルト料理も別途提供していますので本格的なタイ料理を楽しんで頂けます。ビュッフェ料理はウオーマーに入れて提供していますのでココナッツミルクを使うグリーンカレー、レッドカレー、マッサマンカレー、ココナッツスープは既存のアラカルトレストランより、ココナッツミルクが煮込まれて濃厚で美味しく食べて頂けます。豚ガパオ、鶏肉の黒胡椒炒めや牛肉のオイスターソース炒めもありますが、出来立てから時間が経過すると、アラカルトで出来立てを提供するより若干異質な料理になってしまう事があります。この欠点を治すのは僕がネット販売用で多用している真空調理で、料理を小出しにするしか無いと考えていますが、もう少しビュッフェがコロナ前の状態に戻ってからと考え準備を進めています。パッタイは好評メニューなのですが、出来立て以外は麺が切れ切れになってしまうのでアラカルトオーダーに残念ながら変更しました。僕が厨房に居る時はお客様に別途パッタイをサービスする事もありますが、出来立てしか美味しくない料理をビュッフェで提供する事は本物志向の僕には出来かねます。さてビュッフェでの悩みの種は、お客様が具ばかり取られて本来、一緒に召し上がっていただきたいスープだけが残る事です。具材から出た濃厚なスープと一緒にどうか味わってください。もちろん自家製ジェラートも食べ放題です。どんどん物価が上がっていく傾向ですが、クワンチャイ タイ食堂では平日ランチ980円で可能な限り頑張ります。皆様のお越しをお待ちしています。

その他の辛旨トーク

Return Top