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辛旨トーク

ショーンK 氏 経歴詐称について思う

何だか髭ズラでインテリっぽいが余り論理的ではない独特の雰囲気であるショーンK氏の学歴詐称が週刊文春で暴かれた。僕はショーンK氏の経歴なぞ知らなかったし知っていたら絶対ウソだと思った筈だ。先ずハーバードビジネススクールを卒業した友人を数人知っているが、東大卒とスタンフォード卒の秀才である。日本に分校を作ったテンプル大学なんぞはアメリカの三流大学で、テンプル大学からハーバードビジネススクールに入る学生はアメリカ人でも居ないのではないか? 僕がフランスの財団の専務理事をしていた頃にソルボンヌ大学卒の才媛を雇用していたが、品性を含めて別格であった。世界7か所に事務所を持つというのもインターネットの時代に大企業でもあるまいし意味がない。事ほど左様に矛盾だらけで安っぽい嘘の経歴に引っかかる日本のマスコミの選別眼が無さすぎるのではないか? 僕達の飲食業の評価だって、風評や流行や偏った選別力のミシュランに依存しているんだから困ったものだ。以前の佐村河内氏の嘘もNHKですら見抜けず大恥をかいた訳で、今回のショーンK氏の経歴詐称も劣化したマスコミだからこそ見抜けなかったのだろう。だから内心経歴詐称でビクビクしていた筈のショーンK氏もいつの間にかマヒして自分が凄いインテリだと思い込んでしまったのだろう。まあ、単なる芸人や元スポーツ選手やその他の門外漢がインテリズラしてテレビで平凡なコメントを滔々と述べているのと比較すればショーンK氏のコメントが凄いと感じてしまう人も居るんだろうが、報道番組のプロデユーサーまでもが真贋を見分けられないんだから凄みのある良い番組が出来ないのも当然なんだろう。

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