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辛旨トーク

バーデンバーデンにみる公営カジノの実態

縁あって、ドイツの保養温泉地バーデンバーデンの副市長 ラング博士との知遇を得て合計で1か月程度バーデンバーデンに滞在し、スパやカジノの事を勉強させてもらった事があります。バーデンバーデンのカジノはモナコのカジノ程、規模は大きくありませんが、立派な施設でルーレットやカードゲームに楽しく興じる事が出来ます。勿論スロットマシーンなんぞはありません。デイーラー達も洗練された人々で国家公務員としての誇りを持って居ます。その所作や教養は温泉保養に来ている紳士淑女達ともひけを取りません。僕もその様なデイーラーと楽しくブラックジャックに興じたものです。年間の当施設の収益は当時で約300億円程度で、その収益をカラカラテルメという近代的なスパやアイリッシュバスという古典的なスパ等の温泉施設の拡充と各種の音楽や芸能イベントに充当しています。日本ではルーレットやカードゲームを違法として公的には認めていませんが、バーデンバーデン等の欧米のカジノで楽しんだ日本人は遂、その様なカジノに足を向けてしまうのでは無いでしょうか? 日本では違法とされるその様なカジノをヤクザが資金源として闇で運営しているとしたら、こんな矛盾はありません。早急に日本全体のギャンブルを見直して増え続ける外国人観光客に馬鹿にされない国際的な標準に、修正して頂きたいものです。

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