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辛旨トーク

熊本・大分地震

阪神淡路大震災を思い出させる様な地震が熊本で起きた。少なくとも数十人が亡くなられるだろう。冥福を祈ります。さて、今回の地震に対する安倍首相の対応は国民の長(オサ)として迅速そのもので安心できる。阪神淡路大震災の時の首相 村山首相は自衛隊大嫌いで、初動で自衛隊出動を躊躇した為に多くの尊い命が失われた。多分生き埋めになった半数の人が救出されただろうから、数千人が初動出動の遅れで無駄死したと思われる。僕は数か月後のロス地震に遭遇したのだが、地震の規模は阪神淡路大震災と同様だったが死者は100人に満たなかった。神戸と比べてロスアンジェルスは人口密度が低いとはいえ、政府の迅速な対応が亡くなられた人を最小限にしたのではないかと感心したものだ。例えばロスの町中は戒厳令が敷かれ、救出部隊が迅速に行動できる様に一般人の無用な外出は規制されていた。翻って阪神淡路大震災では民間人の交通規制も無く交通渋滞がアラユルところで発生し自衛隊の救援活動が難渋したと記憶している。いざという時に左派政権で統治能力が無かった事が悲劇を増幅させた例だ。東北大震災の時もスタンドプレー菅首相の為に故吉田所長率いる福島原発も大混乱し事故が拡大した。当時の後手後手の民主党政権の対策の遅れが、今に至る国家的損失に繋がっており、その損害は数十兆円にのぼるのではないか。自民党政権には不満もあるが、やはり責任能力では雲泥の差である。日本の不幸は2つの大震災の時に左派政権だったことだ。いざという時の対応力は包装紙を替えた民進党では心もとない。

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