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辛旨トーク

セブンアイホールデイングスお家騒動

僕たちのカリスマだった鈴木CEOの突然の退社に驚きを隠しえない。いにしえの流通覇権競争での勝ち残り組の東の横綱のセブンアイホールデイングス、西の横砂のイオングループ。その一方の最高権力者が突然の辞任発表だからビックラポンである。創業者で大株主の伊藤ファミリーの虎の尾を鈴木敏文氏が踏んでしまったのか? 僕はこんな視点で見ている。創業家の伊藤ファミリーは商売人一家である。鈴木敏文氏は商売人の範疇を超えるイノベーター 変革者である。COOの井坂社長はマーケッテイングマンでマクドナルド凋落の一因になった100円コーヒーやミスドのドーナツを食う商品を発売する等、イノベーターでは無くイミテーターである。今後のマーケットの潮流を作り出す力をイノベーター鈴木敏文氏はもっているが、井坂COOは目先の儲けを弾き出す力は秀逸だが変革者としての資質には欠けるのではないか? 伊藤商売人ファミリーとしては、今後の経営の安定を鈴木CEOを外して選択したのではないか? 先祖回帰したセブンアイホールデイングスは利益追求に軸を移し今後の流通の潮流はローソンやファミマが作っていくことになるのだろう。

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