40年振りの池田付属時代の旧友S君が、ネットで僕を見つけて連絡して来て再会しました。昔からのウイットに富んだ毒舌はそのままに、すでに会社を退職し顧問業とゴルフで悠々自適生活のS君。一方僕は第二の人生で再チャレンジしていて激務の日々が続いています。この様な悠々自適の人生は羨ましくもあり、寂しくもあります。様々なビジョンを持つ僕にとっては今リタイアする事は考えられません。しかしS君と僕の人生は好対照に見えて裏表で同質の様な気がします。S君は就職したP大企業に40年務めあげ、僕は就職していたS某大企業はPに吸収されて消滅。僕がSを退職したのも、この会社は10年くらいで消滅するだろうと予測して入社して30歳前に退職したのですが30年後にそれが現実のものになってしまいました。 その退職の決断をしたのも同じ職種で勤務していたS君の会社Pと僕の会社Sとの会社のガバナンス力とモラールの差に驚いた事が原因でした。 さてそのS君に言われました。 最近ブログ書いていないじゃない。 ブログは継続する事に意義があるのだからサボったら駄目だよ! との事でブログは今後、まめに継続します。実は、クワンチャイの化学調味料を使わない天然調味料を使うお弁当が評価(冷めても美味しさが変わらないので)され大量のお弁当を作っており、大体夜1時に寝て朝4時に起きて製造を始め9時に配達業者様に引き渡すという日が週5日位あり、大学レスリング部時代に発症した持病の腰痛が再発した上に睡眠不足でヨレヨレになってブログの書き込みを中断していました(お陰さまで、安定した弁当製造になりつつあるのでスタッフも充実できる目処が立ってきました)。ブログを中断している間に、新東京都知事決定や台風の頻繁な襲来等、大事件がありました。 小池新東京都知事は国会議員時代に新幹線の中で何度かお目にかかったことがあります。常に読書をされていた勉強熱心で聡明で綺麗な人だなあという好印象を持っています。都知事就任後も矢継ぎ早に豊洲移転問題、オリンピック見直し問題等、問題提起をされています。第二次安倍政権時代に貯められていたマグマが一気に噴き出して来ている感じがして頼もしい限りです。このガバナンス手法が東京都で成功したら、借金まみれで抜本的な構造改革すら出来ない日本政府の立て直しに小池総理待望論が一気に噴き出す可能性すら感じます。日本にも女性宰相が誕生する時期が意外に早く来るかも知れません。さて”異常気象による台風襲来や大雨”というフレーズはここ数年の慣用句になっています。既に日本は地球温暖化により亜熱帯気候になっているのだから、これらの現象は異常ではなく”毎度おなじみの台風と大雨”と考える必要があります。 この気候変動で河川決壊の可能性の高い場所は大幅な竣設工事を行うか、費用対効果が読めない地域は、その場所を捨てる覚悟が必要です。この気候変動を正面から捉え、最悪の事態でも人命が失われないというハザードマップではなくセキュリテイーマップを国家が先導を切って作る必要があると考えます。