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辛旨トーク

ドンキホーテ(ドンキ)の1円玉

最近はレジ横に1円玉ボックスが置いて居なくなりましたが、最近までレジで1円玉が不足していたら、そのボックスから数円拝借して支払が出来る有難いサービスをドンキホーテは行っていました。奇妙なサービスですが、お客様目線にたったドンキならではの独得のサービスでした。この1円玉サービスがドンキのお客様に寄り添う経営哲学の集約である気がしていました。残念ながら最近は1円玉を過剰に搾取する中国人観光客等の不逞の輩が増えた為に中止した模様です。創業者である安田会長は顧客心理をつかんで前身の泥棒市場からドンキを急成長させたカリスマでもあります。GMS等の大型小売店やチェーンストアが軒並み経営不振に喘いでいる中で数十年にわたり常に成長を遂げているドンキの秘訣は何でしょうか? 坪効率を高める”お買い物のジャングル”と呼ばれる縦陳列、居抜き店舗主体に出店する償却の少ない出店方法、そして独特のマーチャンダイズ力に裏打ちされた魅力的な安売り商品群。そして各店舗毎の立地特性で勝ち組になる為の大幅な権限移譲なのでしょう。クワンチャイも不況業態であるフードビジネスに身を置いていますがドンキと同じようにお客様に寄り添く経営方針で成長してきました。今後は一層、権限移譲を進めてタイ料理店として、いやエスニック料理店として地域一番店を目指していきます。クワンチャイは,まだまだドンキから学ぶ点が多いと考えています。

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