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辛旨トーク

石原慎太郎の虚像が暴かれつつある

僕は昔、石原慎太郎氏が都知事時代に2人でテニスをした事がある。 その時の印象は頭のいい人だがスポーツマンという印象とは程遠く女々しい人物で、どうしてカリスマとしての人気があるのか?というものだった。 その理由はテニスをして僕が余り手加減しないでストレート勝ちしたとき、肘が痛い、膝が痛いと、自分の敗北を体の不調のせいにしてスポーツマンとしての潔さを微塵も感じなかった事にあった。さて小池都知事の登場で、築地の豊洲移転問題や海の森公園のボート競技場移転問題と石原氏が都知事時代にしでかしたであろう汚職や腐敗が白日の下に晒されようとしている。『権力は腐敗する』という諺通り長い間の都知事時代に、取り巻きのゼネコンや東京都議会議員達が石原氏に取り入って甘い汁を吸っていたのだろうが、ここで思いっきり膿を出し切ってもらいたいものだ。さて悔やまれるのは、日を落とす勢いだった維新の橋下徹元代表が石原氏と組んでしまった事だ。 少しプライベートな付き合いをすれば石原氏のイメージと実像がかけ離れたもので、日本の改革の騎士とは程遠いスタンドプレーの人だと判ったものを。 残念ながら橋下氏についた石原慎太郎の負のイメージを払拭するには時間がかかるだろう。

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