昨日・一昨日のサムライジャパンの勝利の陰には規格外の大谷選手がいる。前代未聞の特大ホームランや東京ドーム天井直撃弾を目の当たりにしてオランダ選手団は度肝を抜かれ、劣勢だった野球の流れが日本に傾いた。　『群盲　象をなでる』のことわざ通り　規格外の天才の事は凡人には判り辛い。規格外の野球選手としては二刀流の大谷、平凡な内野ゴロをヒットにしてしまうイチローが挙げられるだろう。　規格外の政治家としては、ゴルフのへっぴり腰が少し気になるところだが政治勘の良い安倍総理、度胸の良い小池東京都知事、先ほど大統領就任が決まった毒舌のドナルド　トランプ、独裁者の匂いがプンプンとするロシアのプーチン大統領、来日時に僕が少し対応したトルコのエルドアン大統領が挙げられるだろう。彼らはスベカラク規格外で一般のマスコミ人や庶民の想定をはるかに超えた自己の価値観をベースに物事の判断を即決で行っている。見えないところで努力をし自分の価値観の中で常にロールプレイイングを行っているので即決出来る訳だ。これを天才と人は呼ぶ。翻って先般のトランプ新大統領の就任会見はシゴク真面目なものであった。彼は悪役も善人も演じ分ける事の出来るたぐいまれな才能を持って居る。きっと素晴らしい大統領になるであろう。我らが安倍総理がこの異才トランプとさしで勝負出来るのか？　気になるところではある。