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辛旨トーク

クワンチャイの料理がおいしい訳

今日の昼、タイ人のお客様が大挙してお食事に来られました。どぎつい香辛料を使用せず繊細な味の料理を提供している為に日本人のお客様が殆どのクワンチャイですが、珍しくタイ人から美味しい!と絶賛されました。クワンチャイが日本最大の6店舗もタイ政府認定レストランに認証されたという事で興味を覚えて来られた模様です。 僕たちの心がけている事を列記します。コツコツと地道に積み重ねてきた事 これが一番大切だと考えています。 ① タイ料理はハーブを使うので変な材料を使ってもバレないが良い素材しか使わない ② 市販の練り物等の半加工品は何が入っているか不明なので使わない ③ 劣化した素材は絶対に使わないで即廃棄する ④ 厨房の衛生管理には徹底してこだわる ⑤ 残り物の食材等を冷蔵保存しておいて再加熱してお客様に出す事は禁止     以上でしょうか   逆にみると既存の基礎の出来ていないタイ料理店では僕たちが禁止している事を平気で行っているから美味しく無いのかも知れません。 僕は美味しい料理の秘訣は和食、フレンチ、中華 イタリアン と アラユル料理に共通ですが新鮮で良い素材を使う事に尽きると考えています。そのうえで素材の良さを生かす事が出来るのが良いコックだと思うのです。下手なコックに限って複雑な味付けにして折角の素材の良さを消してしまいます。 化学調味料を浴びるほど使ったり複雑で濃厚な味付けにしないと悪い素材がばれてしまうという事もあるかも知れません。 僕はこんな不健康な料理を提供している店は料理店としては失格だと考えています。 良い素材の良い料理を食べる事によって健康体になる。 これがレストラン稼業の遣り甲斐でもあります。 一部の有名店では僕の考えと真逆な不健全な料理を中心に提供していて繁盛しています。 驚くことに食べログの評点も高ランクになっている場合すらあります。体に良いはずがない料理店にだまされ、受け入れてしまった身体になっては元も子もありません。ご用心を!

 

 

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