築地市場の豊洲移転問題、オリンピック会場の見直し問題と問題点は浮き彫りになりながらも華々しい成果が挙げられずに、忸怩たる思いをしている小池ファンも多い事だろう。しかしよく考えれば、豊洲移転問題は石原元都知事を首魁とする悪党どもが巧妙に利益誘導したいわくつきの物件だし、オリンピック会場も森元サメの脳味噌総理の管理能力の無さを起因とした予算統制無しのザルプロジェクトなのだから、今更、大幅な変更が難しいのは判っていた。これは日本の置かれている箱もの行政の多重債務構造の縮図でもある。明石大橋でも1兆円以上かけたのに当初の事業予測から大幅に通行料から起因する収入予測が外れて投資回収の目途すら立っていない。全国80か所ある空港のうち70か所は大赤字を垂れ流している惨状である。これらの不良債権オンパレードを推し進めた自民党の政治家の先生方や優秀な筈の官僚諸兄が、見通しの甘さや不良債権を増やした事に対する処罰を受けたという話は寡聞にして聞いたことがない。これらの積み重ねが1000兆円を超える我が国の不良債務の中身である。オリンピック会場にしてもバレーボール協会や選手たちは東京の新しい会場を望むのは当然だが、これらの希望を全て叶えれば借金が増え続け、東京都民や日本国民の債務が増え続けるという構図である。この負の連鎖を食い止め、日本を潰さない様にするには国民一人一人や日本を代表するスポーツ選手が今までの考えを改める必要がある。『一度立ち止まって東京都の関わるプロジェクト全てを見直す。』という小池都知事の考えは、日本全体にも当てはまる。どうか頭の黒い利己的でせこい考えに凝り固まったドブネズミの悪だくみに屈さず、頑張ってほしい。 日本の浮沈は貴女にかかっている。
その他の辛旨トーク
- 2023年4月21日MAKUAKE にてクワンチャイのミールキットをクラウドファンデイングで販売開始
- 2023年4月8日タイ料理を科学し簡略化する
- 2023年3月3日タイ料理調理システムのマンダリンオリエンタルホテル方式への改革
- 2022年11月26日フランチャイズシステムいよいよ始動
- 2022年11月9日ビュッフェ料理店を閉店しました
- 2022年9月30日ビュッフェ料理の限界と挑戦
- 2022年9月4日タイ料理の辛さにはHOTとSPICYの2つの意味がある
- 2022年8月16日クワンチャイは全店タイセレクト
- 2022年8月15日クワンチャイのマンゴラッシー
- 2022年8月10日僕が学んだタイ マンダリンオリエンタルホテル調理学校