想定内と言おうか、日本記者クラブでの慎太郎の会見は自己弁護に終始して終わり、老醜を晒てばかりのお粗末な会見に終わった。慎太郎の主張は一貫していて、自分は責任者であったが専門外なので責任者に一任していて、瑕疵担保責任という言葉さえ知らなかったとの事。語彙力や言葉を操る小説家としては、社会常識である瑕疵担保責任という言葉さえ知らないとは?!当然ながら東京都民のリーダーとして、そして一度は日本の総理大臣を目指していた人物としての使命感や責任感を微塵も感じさせない最低の話だった。殆どの東京都民は、なんであんな女々しいオッサンを東京都知事として長い間支持していたんだろうかと情けなく思ったに違いない。振り返れば、慎太郎が東京都知事時代に2度ほどテニスでお手合わせさせていただいた事があった。勿論、両方とも僕の圧勝であった。試合後の慎太郎の言葉が振るっていた。1回目は『長い間テニスをしていなかったので上手く出来なかった。長谷川君、老人に対して少しくらい思いやりが出来ないのか?』とのお小言。2回目は両肘、両膝にサポーターをしてきて登場。案の定 『両膝、両肘が痛く動けないのにどうして僕を振り回すんだ?』とのお小言。結論から言えば全くマスコミを通じての巨魁としてのイメージとは異なり、スポーツマン精神や武士の魂を持たない、いやらしくセコイ オッサンでした。勿論爾後のテニスのお手合わせはお断りしました。今回の築地、豊洲移転問題でも巧妙に小池都知事を悪者にしようとしていて、見苦しいったらありゃしない。何もしないで海外出張を繰り返し、高給を食み、週2回程度しか登庁せず、ええ格好ばかりして都民と国民を欺いてきた慎太郎には本当は切腹してもらうべきだが、そんな根性はさらさら持ち合わせていないだろう。無作為と無能の罪を背負って莫大な損害賠償してもらうか刑務所に入ってもらうしかない。それに比べて小説家としても格が違った三島由紀夫は日本人にモノノフ 武士 の魂を呼び戻そうとして狂気の割腹自殺を遂げた。盾の会を主催していた三島由紀夫。青嵐会を主宰していた石原慎太郎。常に慎太郎は三島由紀夫の物まねをして来た。外面的なポーズは武士のごとく、実質は右翼デマゴークでマスコミ発信力が優れていただけで責任感のかけらもないインチキ政治家だったわけだ。尖閣諸島国有化に関しても、あんな仰々しいプレゼンテーションを海外でせずに、環境保護団体等の名目で密かに日本人を定住させ、そののち軍事要塞化しておけば、今のような中国との緊張関係も発生せずに済んだものを。本当にスタンドプレーばかり目立つ迷惑おじさんだった。仮に尖閣諸島に中国が攻め込んできたら一番先に逃げ出したのは慎太郎その人だろう。あほらしい!!
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