CNNを揶揄する様な動画を配信したり、我らが安倍昭恵総理夫人をHALLOWも喋らないと口を滑らしたりと相変わらずお騒がせのトランプ大統領。しかしながら誰にでも判る地球温暖化についてトランプ大統領が危機感を抱かない筈がない。なのに地球温暖化を抑制する為に中国も入り作成されたパリ協定離脱やFBI長官更迭と日本のマスコミや評論家達はトランプ大統領が正常ではない判断ばかり下していると批判している。しかし僕は少し異なった見方をしている。実は10数年くらい前にワシントンで世界の諜報機関のコンベンションがあった時、僕は日本のキーノートスピーカーとして参加したNHK元会長　島桂次氏の随行員として参加させてもらった。KGBや世界の諜報機関の重鎮が参加した恐ろしくもあり興味を抱かせる会合であった。アメリカから参加したのはCIAと何故か当時FBIに隠然たる力を持って居たゴア元副大統領だった。ゴア元副大統領はクリントン元大統領と比較して冷徹で凄みを持った人物だ。トランプ大統領は当然ながら彼を再選の最大のライバルであると意識している筈だ。このゴア元副大統領はオバマ前大統領の前にブッシュ元大統領と大統領選を争い得票数では勝ったもののフロリダ州で微妙な得票差があり双方の弁護士同士争いになり惜しくも大統領になれなかった不運の人物でもある。それからゴア元副大統領は『不都合な真実』という環境保護映画も制作し一種の環境保護利権の中心に位置する人物でもある。僕はトランプ大統領の行動は実はFBI長官更迭もパリ協定離脱にしてもゴア元副大統領の今も隠然と続く地下水脈に似た権益を根絶やしにする為の行動だと考えている。大統領弾劾は歴史的に見て物理的に不可能なのだからロシア疑惑が晴れ、ゴア元副大統領の環境保護利権が薄まった段階で、トランプ大統領は新らしくトランプ主導の新パリ協定に参加するのではないかと予測している。馬鹿な真似ばかりしている様に見えるトランプ大統領だが、実は再選に向けて着々と基盤強化を図っているのでは無いだろうか。日本の政治家の先生方も加計問題の様な些細な事に時間を費やす事は早々に切り上げて、世界情勢の先を読んで行かないと、世界の孤児になりますよ。