Toggle

辛旨トーク

100歳まで生きるには年金受給以外に2000万円必要という真実

麻生副総理兼財務大臣が先日、財務省が依頼した諮問機関の100歳まで生きるには老齢年金以外に2000万円也が必要との報告を受けて自信を持って発言した。然しながら、お金持ちでエリートの麻生副総理には至極普通の発言が庶民にとっては驚愕の真実を語った事で立憲民主党の蓮舫やマスコミに騒がれて、有識者からの諮問書を受け取らないという何とも無様な幕引きを図った。参議院選挙を控えて選挙を有利に導きたい野党と前々回の参議院選挙での消えた年金問題で惨敗した悪夢がよぎる与党との不毛なせめぎあいが起こっている。しかし賢明な日本国民は、急激な人口減少社会に突入しつつある我が日本では20年前は1名の老齢年金受給者を11人の成人労働者が支えていた事実。そして今のままの人口減少が続けば今後10年以内に1名の老齢年金受給者を1.5人の成人労働者が支えなければならないという厳しい現実を知っている。そして人口減少が続けば今まで我々が享受して来た社会保険制度や年金制度はどう考えても崩壊せざるを得ないと考えている。鬼の首を取った様に年金制度の崩壊リスクを騒ぎ立てる蓮舫。しかし具体的に年金制度維持をする為の処方は何ら出せないでいる。前回の民主党政権の無策に国民が呆れている事は既に忘却の彼方である。我々、国民は、与党も野党もこの不都合な真実に目を背けないで、具体的で建設的な年金制度維持の処方を出し合うべきである。僕は年金制度を健全なまま維持するには、行政の無駄を省く事と同時に逆ピラミッドになりつつある日本の人口構成をピラミッド型に再生させるしかないと考えている。何らかの劇的手法で人口減少社会を人口増加社会に導き、老後も安心な社会を作らなければならない。僕は問題は多いが移民政策しか無いのでは無いかと考えているのだが。

その他の辛旨トーク

Return Top