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辛旨トーク

コロナ後を考える 10,怪しい中韓サプライヤーの考え方

振り返る事20数年前、香港のリージェントホテルに泊まりペネンシュラホテルの地下の商店街で華僑のロレックス正規代理店で本来150万円位だが30万円安い特別価格の120万円のロレックスを購入しました。数か月後に何故か時計が止まり日本の正規代理店に修理に出す羽目になりました。そして1週間後、日本の修理工場から電話が入りました。その内容とは『パーツもすべて純正のロレックスですが、一部のクオーツが10年以上前の古いもので、今後も故障が起こる可能性があります。新しいクオーツに直さないと、何度も修理する事になります。交換手数料も入れて50万円修理にかかります』との事。まさに安物買いの銭失いを地でいった僕のさもしい根性を情けなく思った次第です。ですが、香港の華僑代理店は嘘をついているわけでもなく、上手くパーツを入れ替えて売りやすい商品に切り替えた訳で、それにまんまとハマった僕がバカでした。さて日本の半導体産業は昔は世界一でしたが、ステッパー等の半導体工作機械は世界一ですが、コスト的に半導体競争に敗れ、安価な外国サプライヤーに依存する体質になってしまいました。アフターコロナの今、高品質半導体の供給がひっ迫しており自動車を含む様々なメーカーが製造自粛する羽目になって居ます。残念ながら日本製とアメリカ製は殆どなく、まず台湾産 続いて中国産か韓国産に依存する事になっています。アメリカも日本もこの状況を挽回すべく国策で台湾のTSMCを誘致して製造工場を建設する動きになって居ます。しかしながら急いでも数年後にしか工場が稼働しない可能性が高いと考えられます。高品質半導体は旧製品や廃番品にも使用されてきた事から、僕のロレックスと同じ様に、ずる賢く反日である中国メーカーや韓国メーカーは旧型や廃番品再利用の高品質半導体を平気で電子機器に流用する可能性があります。職人気質でない彼らは、違法ではないコスッカライ手法で金儲けをたくらむに違いありません。今後1~2年間、怪し気な高品質半導体を利用した商品の為に予期せぬ故障が頻発し大混乱が起こる可能性があります。要注意です。

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