あと6日で日本の未来の方向を占う衆議院銀投票が行われる。各党は揃って、おカネをばらまく公約ばかりで、財務省次官が義憤に駆られて文芸春秋に投稿したのもうなずける。過去30年間にわたりASIAN諸国、BRICS諸国特に中国の躍進と引き換えて、日本の経済成長が滞って来た理由は、日本の将来に対する長期ビジョンが欠落し、目先の大衆迎合に明け暮れて来た事は、国民の全てが知っている。マッカーサーに押し付けられた亡国憲法を墨守しようとする石頭の憲法学者達や腹黒中国に裏で操られるバカ政治家、経済人やスキャンダル探しとデマゴーク専門のインチキ政治屋、左派マスコミ達が邪魔をして長期ビジョンを作成実行出来ないのだろうが、こんな事ではお先真っ暗だ。様々な選挙公約を掲げる各政党だが、すべて日本の人口は減少していくという前提で発言している。またもや高名な石頭の社会学者や固定観念を捨てきれない官僚の意見を聞き過ぎなのだろうか?。さて永住権を持ち20年余り住んでいたアメリカから15年ほど前に帰国してクワンチャイを始めた僕が感じる事を列記したい。①アメリカは日本以上に人種差別と不公平があり、日米安保条約があっても、真剣に日本を守ってくれるかどうかは不透明だ。 ②日本は移住したい国でカナダに次いで世界2位なように、住みやすく平和で公衆衛生も優れている。 ③日本は様々な成長要因を今でも持っているのに、それを生かし切れていない。本当に不思議でならない。 ④15年前のアメリカ人口は27000万人位だったが現在は34000万人程度に増加している。移民や不法入国者の影響が大きいのだろう。 ⑤日本は毎年人口が50万人程度減少しているが、人口増加政策を取る気配がない。 以上である。さて戦後の日本が高度成長を遂げたのは人口増加と勤勉性が大きな要因だ。世界中で人口減少国家で成長している国は無い。若い世代が将来に不安を感じている最大の要因は、このまま人口減少が続いたら年金を含めた社会保険制度が崩壊する事が判っているからだ。クワンチャイでは優秀な外国人が多く働いている。そして彼らの多くは日本に永住したいと願っているが日本人になる壁は厚い。日本がこのまま地盤沈下を続けたら、日本円の価値も相対的に下がり、日本に移住する気持ちも失せてしまう。移住先として人気の日本である今こそ、日本の人口増加に舵を切ってほしいものだ。もちろん、国家の骨組みに人口構成、母国がなることから、欧米での移民問題も踏まえて、親日国からの移民を基本としなければならない。またアメリカの様に、選挙権を持ち徴兵義務のある市民権と永住権(所謂、僕が取得したグリーンカード)を区分けして、愛国心を確実に持つ人のみの移民を認めなければならない。今の様に日本国の補助を受けながら平気で反日教育する様な民族の移民は極力抑えなければ、日本国が崩壊する。