昔、フィンランドに行ったとき 僕が日本人と知ってフィンランドの友人がMade in Finland の トーゴービールを持ってきて 乾杯しようと言うではないですか? 理由は 憎きロシアバルチック艦隊を殲滅した日本の東郷元帥はフィンランド人にとって英雄だという事で、それ以来、憎きロシアを懲らしめた東郷元帥をモチーフにした 東郷ビール をフィンランド人は飲んでいるという事なのです。長い歴史の中で 世界中の人々が今回の無謀なプーチンの暴走の様な ロシアの膨張主義に悩まされてきました。ナポレオンもヒットラーもロシア攻撃で躓き その後 失脚しました。憎きロシアに勝ったただ一つの国 それが日本だったのです。さて帝政ロシアを経てソ連邦になり拡大し続けてきたソ連。しかし米ソ冷戦の軍拡競争で疲弊し民主派ゴルバチョフのペレストロイカの進行でソ連が解体され今のロシアになったわけです。そしてプーチンがCO2削減、環境保護という追い風でロシアが今後一層資源大国となる予測をし、中国 習近平のバックアップで一層自信を深めました。その上、友人の交渉上手なメルケルが退陣したうえに、トランプの後任の世界のリーダーのわりに、へっぴり腰のバイデン大統領の無策に乗じてウクライナ侵略という暴挙に出た訳です。これは旧ソ連復活を目指すプーチンの侵略の序章に過ぎません。EU加盟ながら軍事的中立でNATO非加盟のフィンランドですらウクライナ支援を表明し、ロシア非難を行いました。フィンランドもロシアの再度の膨張主義に危機感を感じているのでしょう。この動きは日本でも充分注視する必要があるし、膨張主義のロシアに対して北方4島を交渉で取り戻す等の甘い夢は持たないことです。今こそ日本には新しい東郷元帥の出現が必要です。力と正義で北方4島を取り戻しましょう。