クワンチャイのファンのお客様はクワンチャイのパッタイのファンでもあります。麺は乾燥ライス麺を湯戻しして柔らかくして強火で一気にパッタイソースと植物油で炒めます。パッタイソースはタイ料理屋さんによってアレンジされていますがクワンチャイではタイ本国に倣って抗酸化作用や新陳代謝促進機能のあるタイフルーツのタマリンドをベースにナンプラーやココナッツシュガーを加えて独自のソースを作っています。材料はライス麺の他に卵、乾燥海老、揚げ豆腐、玉葱、モヤシ、ニラ、千切りタクワン等を加えて食感を複雑にしています。麺の炒め加減によってボリューム感が異なることがあり、今日は麺が少ない！と　お客様に叱られることもありますが、それだけ、お客様のパッタイ愛が強い証だと感じています。さて、ライス麺を湯戻ししてから時間が経過し過ぎると、そばめしの様に麺が切れ切れになってしまうので店側にとっては厄介な代物でもあります。クワンチャイ以外のお店によってはタマリンドの仕込み手間を省くためにケチャップを多用しているケースがありますがナポリタンではあるまいし、やはりパッタイ⇔タイのソバと呼んでいる以上はタマリンドをベースにソースは作って頂きたいものです。