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辛旨トーク

調理技術と食材原価率

人気の中華料理店に夜分行ってきました。 東京ではメゾンドユーロンやトウーランドットにも行きヌーベルシノワが関西にもあればと期待していました。満席と思いきやガラガラでした。 お昼は飲茶で満席との事。うーんこれは南下理由があるのではと思いながらコースを注文。ハマグリの蒸し物が出て来ましたが、ハマグリにしては小ぶり。 今 流行のホンビノス貝に間違いない。価格は4分の1くらい。 その後フカヒレスープが出て来ましたがフカヒレの臭みが無い。これは今中国で流行の人造フカひれかな? トウミョウと帆立の炒め物が出て来ましたが、帆立は筋が少し入っただけ。 調理技術はなかなかだが食材原価率は20%を切っているだろうなーと考えながら食べていたら食事が終わりました。調理技術がいくら優れていても、食材をケチるとお客様は理由無く判られるのでしょう。 回転寿司業界でも原価率の高い『スシロー』がトップになったのも、原価率を上げたから。レストラン業界に殴り込みをかけている『俺のレストラン』も原価率の高さが評判を呼んでいます。調理技術を食材原価率引き下げに使うのではなく新たな料理とお客様の感動 パルピテーション に使う方が よっぽど楽しいと思います。 また調理技術をを食材原価率引き下げに使いすぎると昨今評判になったホテルの偽装表示にも繋がりかねません。 やはり本物で勝負すべきです。 クワンチャイでもハーブや香辛料に依存しすぎない様に牛肉は黒毛和牛に変更 鶏肉は丹波鶏に変更して調理技術を食材原価率UPに使っています。

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