年金支給計画が政府から発表された。　あんしん設計なるものだが、安心出来ると感じた国民は殆ど居ないだろう。どう考えても年金運用利回りが5％位だとか無理がある。国民を安心させようと考えた上での数字のトリックなのだろうが根本的な問題　少子高齢化に伴う人口減少問題の解決方法が決まらない限り年金問題は解決しない。増え続ける老人とそれを支える若者の減少が続く限り年金問題は解決しない。どうして人口減少問題を抜本的に解決しようとしないのだろうか？　アメリカもフランスも社会問題はあるが政策的に移民を認め人口増加政策を取っているのである。　アメリカの様に参政権を認めない永住権（グリーンカード）を政策的に発給して人口増加を図れば良いではないか。昨日、経済特区に限り発展途上国からの家政婦の雇用を認めると発表されたが、細切れでの政策ではなく、国家戦略としての人口増加に繋がる移民政策に大きく舵を切るべきだ。衰退しかかった大相撲が何とか維持できているのは、モンゴル勢の活躍に依るではないか？　これと同じ考えで毎年30万人なりの移民を認め、将来の日本の人口構成がピラミッド状の健全な状態になるようにしようではないか。勿論、天皇制を理解し日本を尊敬している健全な国家（中国人や韓国人の移民は認めない）に住む人々の移民を認めるのだ。　5億円以上を日本に投資するお金持ち。頭脳明晰な優秀な科学者や学者。オリンピックでメダルを獲れそうなスーパーアスリート。高齢化が進む過疎地の若年化を勧める為のまじめな働き者。不足し続ける老人介護要員、中国等に安価な人件費を求めて工場移転した会社が日本にブーメラン現象で帰ってくる場合の工場就労者。人材確保が難しいサービス産業従事者等、思い切って計画的に移民を認めたらどうだろうか？　厳しい社会規範を作るべきだが、人口増加が進んで初めて未来が見えて景気が良くなるのだ。　今こそ思い切って政策転換をしてもらいたいものだ。　高齢者の年金を安定して支払える若者が増えてこそ、年金計画が本当に安心できる。