僕は読書が大好きだ。　今　飲食業という人との接触が多いけれど交流の乏しい業界に身を置いている立場からすれば、唯一の外部からの知的刺激を得る方法が読書とも言える。　読書は知的生活維持の為の点滴の様なものである。　『忙しいから読書する暇が無い』『疲れて読書する気が起こらない』という人が多いが、僕からしてみれば、これらの人は　忙しさにかまけて自己研鑽を中止しているか　肉体労働に逃込んで頭が退化　していると思えてならない。　僕は読了した本を社員に渡して、読後感を聞く様にしているが　積読だけの社員　呼んだフリの社員　もたまに見かける。　彼らは残念ながらただいま成長ストップ中の人達である。　将来の幹部候補からは落第である。　読書の効用は色々ある。見ず知らずの世界に魂をワープしてくれる。　論理的思考を磨いてくれる。　お取引先やお客様の言葉の中身を深く推察する力をつける。　創造的思考力を磨いてくれる。　未知の学習をさせてくれる。　等々　　　いやしくも、店長やマネージャーとしてスキルアップする決意があるなら寝る前30分や電車の中でバカ週刊誌やスポーツ新聞を読むのを止めて、読書する習慣をみにつけたいものだ。