先日、大阪北部の鮮魚料理店Kに行ってきました。 一度、昔予約したのですが、満員と断られたことがありまして、今回は2度目の予約でKで食する事が出来ました。 当日はカウンターも座敷も当然満席。 料理も頼まなくてもPREFIXで、枝豆、酢の物、刺身、てんぷらと出てきます。 各々がボリュームいっぱい。また新鮮そのもの。四万十の生とうもろこしを仕上げに。 生ビールを2杯飲んでお腹がいっぱいになりました。 特別の調理方法がある訳ではありませんが、店の大将の料理と素材に対する愛情をお腹いっぱいに感じました。 これで〆て3500円はお値打ちだと思いました。原価率は50%を超えていたのでは無いでしょうか? 美味しい料理店を見つける秘訣 それは流行っている店に行く事という鉄則が当てはまる例です。 流行ると新鮮な素材がどんどん使われ、卸業者様もいい素材を優先的にまわす。 好循環が生まれる訳です。 わがタイ料理店クワンチャイも創業時は予約の取れない店として有名でした。 勢いに乗って5店舗を構えてから、少し初心を忘れ気味かなと大いに反省させられた夕餉でした
いい素材を、いい調理技術で心を込めてお客様に提供し続けるという原点をレストランとして持ち続ける事こそ繁栄の秘訣だと痛感しています。
さて、最近コンビニ、特にセブンイレブンの快進撃が止まりません。セブンカフェ、真空調理食材は安さだけを売りにする安易なファミレスより余程美味しいと思います。スーパーやコンビニで販売されている(品質の悪い商品もあるので要注意ですが)PRECOOK食品の品質が格段に向上している昨今、安さだけを売り物にする一部ファミレス、弁当屋さん、コーヒーショップは自然に淘汰されて行くのでしょう。 ですから余計に我々レストラン業は素材選択と調理技術に一層磨きをかけて、とっても美味しい、魅力的な心ときめく店になるべく精進しなければなりません。
その他の辛旨トーク
- 2023年4月21日MAKUAKE にてクワンチャイのミールキットをクラウドファンデイングで販売開始
- 2023年4月8日タイ料理を科学し簡略化する
- 2023年3月3日タイ料理調理システムのマンダリンオリエンタルホテル方式への改革
- 2022年11月26日フランチャイズシステムいよいよ始動
- 2022年11月9日ビュッフェ料理店を閉店しました
- 2022年9月30日ビュッフェ料理の限界と挑戦
- 2022年9月4日タイ料理の辛さにはHOTとSPICYの2つの意味がある
- 2022年8月16日クワンチャイは全店タイセレクト
- 2022年8月15日クワンチャイのマンゴラッシー
- 2022年8月10日僕が学んだタイ マンダリンオリエンタルホテル調理学校
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