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辛旨トーク

日米TPP交渉に思う

オバマ大統領が今日夕刻に訪日されるという事で、甘利大臣を筆頭に日米TPP交渉の詰めが急がれている。マスコミでは、やれ豚肉関税10%以下に云々とか情報が垂れ流しされている。しかしチョット待ってほしい。我々、国民は安全で高品質な商品であれば関税ゼロで少しでも安価に購入出来ればいいだけである。日本の農業や畜産業を保護するだけの理由で、従来からの異常な関税をかけて来た政府方針によって、日本の第一次産業の近代化が大幅に遅れて来た事実を反省するべきだ。人件費や地代の高い日本では付加価値の高い商品に特化して、安価な商品は思い切って輸入に依存した方が、国民の生活はモット豊かになる筈だ。タイで大人気の日本産イチゴ、世界で人気の黒毛和牛、大きな可能性を秘めた養殖の近大マグロ等々、世界に輸出して外貨獲得出来そうな商品に日本は特化。輸入商品は関税ゼロにする代わりに安全基準を厳しくして、国民を守る様にするべきである。関税率で攻防するという行為は、自民党政権が票田であるJAや第一次産業票に今でも拘っているという情けない状態を国民に曝け出している事になる。 因みにアメリカの畜産、農業は安価な商品は遺伝子組み換え商品や発がん性の高い飼料や農薬を多用している。一方信頼性の高い安全性の高い商品は日本の紀伊国屋、スーパー石井、いかりスーパーで売っている商品よりも、もっと高価で販売されている。
我々の望むのは、TPPで輸入されるべき商品は安全性が高い高価な商品か、価格が安い商品であれば、その安全性の問題も正確に表示されるという公平性である。
因みにクワンチャイでは、安全性に疑問のある商品は極力使用せず、信頼性の高いタイハーブや国産商品を使用する様に努力しています。

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