たまにタイに出張すると、日本のおじさんが水商売とおぼしき若いタイ女性を連れて悦に入っている姿を目にします。本当に心が通った付き合いをしているなら素晴らしいことです。しかしそれはほんの一握りのカップルで、多くはお金だけで繋がっている様に見受けられます。悲しいことです。タイでは今でも貧富の格差が大きく戦前の日本と同じ様に貧しい田舎から口減らしの目的も含めて、15歳くらいの美人の娘さんは都心の風俗関係に身を落としている場合が少なからずあると聞いています。日本でも吉田茂の晩年の連れ添いであったコリンさんや、小林一三のブレイクのきっかけになった新橋芸者だった夫人等、大人物の陰に苦労を背負って生きてきた根性のある花柳界出身の夫人の存在がありました。日本の現在の水商売で働いている女性も一部は素晴らしい伴侶になれる様な器量の女性も居ると思いますが、多くは根っからの遊び人で浪費癖のある人が多いのではないでしょうか。何人かの友人はその様なダメな水商売あがりの日本人女性と結婚して会社を潰したりしています。その点、かなりの数のタイ人の水商売出身の女性は不本意にも家庭の事情で水商売に身を落としている訳で日本の今の風俗関係で働いている人よりも質が良いのではないでしょうか。丁度、戦前の日本の花柳界あがりの女性と似ている様に思います。さてクワンチャイのお客様の中でも水商売あがりのタイ人女性と結婚して幸せになっている人を多く見かけますが、この点だけは気を付けられたほうが良いと思います。先ず、日本で住むのであれば余りタイに資産を持とうと考えないこと。何故なら日本人はタイで不動産を原則的に購入できないので、嫁さんの名義で不動産を購入する事になり、畢竟、嫁さん名義で不動産を購入する事になりタイへの頻繁な里帰りの口実を与えてしまう事になるからです。 もう一つ、タイ人女性と結婚すると親戚一同が頻繁に日本に訪問したり、仕送りを求めてきますのでそれだけの金銭的余裕と精神的ゆとりがあること。その出費を覚悟しておかないと、なかなか苦しいですぞ。 今後ますます増える国際結婚を考えると、その心構えさえあれば充分乗り越えられると思います。
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