外は雨である。27年間発行していた日本経済新聞の食情報専門誌『日経レストラン』が遂に3月号をもって廃刊となる。アメリカのウオールストリートジャーナル、日本の日本経済新聞と呼ばれていた日経新聞もバブル時代に異常に増加した関連事業をようやく大幅に集約する時が来たわけだ。クワンチャイを始めたころから日経レストランの愛読者だったのだが、現場から中々、離れられない創業時の僕にとっては貴重な情報源だったのに廃刊は誠に残念である。今号の特集は『居心地のいい店の条件』正に僕が求めているクワンチャイの理想像。アンケート結果は1番目、料理やドリンクにこだわりを感じる　2番目、長時間ゆっくりできる　3番目、店内やトイレが清潔　4番目、そこでしか食べられない料理がある　5番目、飲食代金が想定内の金額で済む　だって。　何だか僕の考えと同じです。少し店が汚かったＫ店長。最近はかなり綺麗になって来ましたが、あと一息ですぞ！　さて、会議で売り上げの悪さが景気や気象条件のせいにする人がいます。何だか三流評論家か気象予報士みたいな感じです。クワンチャイには今はこんな人は一人もいません。今日みたいな雨でも、わざわざお越しいただける。そんな居心地のいい店になりたいものです。