世界が恐れる、アメリカ合衆国の大統領がトランプになる可能性について考えたい。　僕がアメリカ在住時代の1990年代に一度トランプが大統領に出馬するという噂があった。当時、アタランテイックシテイにカジノを始めて飛ぶ鳥を落とす勢いだったトランプだったが、彼の会社の副社長数名がヘリコプター事故で死亡してトランプの勢いが止まってしまった。この事故はエスタブリッシュメント勢力がトランプを恐れて仕組んだ人為的事故だと噂されたものだ。そして20数年の年月を経てトランプが大統領選に打って出た。昔のトランプは今の様な浮腫んだ顔で無くスリムでかっこよかったし、弁舌も爽やかでもっと魅力があった。（先般のクリントンとの討論ではトランプの年齢による衰えを感じ正直、がっかりしたものだが）さて過酷なマスコミや既成勢力を敵に回しながらアメリカ大統領指名選挙を勝ち進んできたトランプだが、僕は次回のクリントンとの討論会で互角に戦えれば、地滑り的にトランプ人気に火が付く可能性があると思っている。世界のすう勢がトランプ的な独裁者的要素を持ったリーダー、プーチン、エルドアン、安倍総理、　習、となっている今の内向きの時代である。トランプの野望が実現する可能性は残っている。