一両日中に世紀の安倍ＶＳトランプ会談が行われます。僕は暫くはマスコミが褒めたたえても将来的には結果として会談は成功しなかったと言われると怖れています。外務省のボンクラの予測に乗ってヒラリーと派手な会談を行った事。トランプの懐刀のフリン氏の来日時に面談せず、菅長官と石破議員のみ面談としてしまった事。これも結果としてマイナス要因です。　しかし面談を取り付けたのは良かったと思いますが・・・。しかしながら安倍総理とトランプとを比較すれば独裁者的な要素は類似しているとは思いますが、人間としての凄み、アクの強さがトランプの方が1枚上の様な気がしています。ですからトランプにとっては、この対談は安倍総理の人の良さと理想主義に将来的にトランプがどう付け込むかを探られる潮目になるのでは無いでしょうか？　ＮＡＦＴＡさえ反対のトランプがＴＰＰを始める可能性がゼロなのに国会を通す愚を行ってしまった政府自民党。自由貿易がアジアとアメリカの繁栄云々と理想論を述べたところで、それは『自由貿易のおかげで日本が繁栄して来た延長を今更言ってもね』と一笑されるだけでは無いでしょうか？　唯一の方法は残念ながら、安倍総理がトランプの忠犬ポチになると宣言して今後継続するであろう厳しく過大な要求をケチり続けるという方法しか無いのではと考えます。僕がアメリカ在住の時にトランプ経営のアトランテイックシテイのカジノ『タージマハール』で元手100ドルで1時間で20万ドル位の大勝ちしたとき、黒ずくめの服装の所謂”メンインブラック”のマフィアと見まがうスタッフ５名位が現れイカサマをしているのではないかと僕を厳しく詰問した事を思い出します。単純にブラックジャックのデイラーの癖を見つけて逆張りしただけなのに・・・・。まあ疑いは晴れましたがトランプグループはギャングの様に怖い人達だなあとつくずく思ったものです。僕の想像が杞憂に終わり、会談が成功に終わってほしいと祈るばかりです。