Toggle

辛旨トーク

クワンチャイの料理が美味しい訳

お客様から、クワンチャイのタイ料理を食べて、今まで食べて来たタイ料理より美味しいので驚いた、それでこんなに安いの!?と。驚きとお褒めの言葉を戴く事が良くあります。逆に美味しくないタイ料理店や不当に高額なタイ料理店が、これだけタイ料理店が増えているのにマダマダ淘汰されずに存在しているという事の裏返しでもあります。僕は前回、料理の5面体で述べました様に、5つの要素が上手くバランスが取れていてこそ美味しい料理になると確信しています。ですから5番目の風土軸(タイ料理という個性)に甘えて、1番目の素材の品質や鮮度を疎かにして安物や古い素材を使ったり、2番目の調理技術が未熟なために安易にタイハーブやタイ調味料を使って素材の良さを殺しているタイ料理に遭遇すると、無性に腹が立ちます。『こんな事をしているからタイ料理の辛くて不味いという偏見が無くならないんだ!?』と。その上、たちが悪いのが下手糞な料理人に限って、盛り付けで誤魔化す技術が優れていることが多くあるという事です。同時に宣伝上手と来ていますから尚更質が悪いのです。人間でも一緒です『巧言令色少なし仁』という諺 つまり自己宣伝ばかりしている人や調子のいい人は人間としての実がないという事です。レストランでも同じです。派手な宣伝や2重価格でお客様を呼び込もうとしているところは要注意です。 お客様の見えないところで努力して良い素材を厳選し、優れた調理技術で下ごしらえをしている我々クワンチャイは余り宣伝は得意ではありませんが、お客様に真心を持って美味しいタイ料理を提供するという志は高く持って居ます。どうかクワンチャイのタイ料理を食べに来てください。

その他の辛旨トーク

Return Top