トランプ景気に沸くアメリカも様々な問題を抱えているが、成長軌道は維持している。西ドイツでも積極的に移民政策を取り人口増加を図っている。先進国の中で頑なに移民政策を抑制しているのが日本であり、不況にあえいでいる。アメリカには貧富の格差があり矛盾だらけだが移民も含めて人口増加軌道にある。僕が生活していた頃のアメリカは人口が26000万人いたが、今は3億人を超えている。日本の最大の問題は、若者が将来のビジョンを持てないことにある。素人が考えても増加し続ける高齢者のわりに若者の人口は増えず、若者の年金負担が増えるばかりだ。そりゃ一生懸命働いて、社会保険料を払っても自分には還元されないとなればまともに払う気にならない。結婚して子供が生まれても負担ばかり増えるばかりなので独身のまま生きようとする。こんな社会構造ではやる気も失せてしまう。こんな状態が続いているのは政治が無策だからに他ならない。民進党は嫌いだが高校生までの授業料無償化案は大賛成だ。そして移民も親日的な国からの移民のみ積極的に認めて、人口構造を逆ピラミッドからピラミッド型に転換すべきだ。人口減少国家では新規投資も生まれない。皆が後ろ向きになっていては国の繁栄が望めない。移民政策によって様々なトラブルが起こるだろうが、日本が生き残るには人口増加政策しか無い。もう時間が無い。　有意な若者が日本を見限る前に大胆な方向転換をして頂きたい。