昔のレーガン大統領と中曽根総理のロンVSヤス関係を彷彿とさせる、ドナルドVSシンゾー関係を短期間で構築出来た、われらが日本国総理　安倍晋三首相の労力にまず心から賞賛を送りたい。トランプ大統領が述べた、『安倍総理を日本のリーダーに頂いている日本国民は幸運だ』という言葉にトランプ大統領の人間観察眼の鋭さを感じずには居られない。中国の常軌を逸した膨張政策。その手下の武闘派、北朝鮮の無謀なミサイル発射。安全保障上で朝鮮戦争やキューバ危機時代を彷彿とさせる危機的な状況に置かれている今の日本にとって、正義感が強いパワーヒッターのジャイアン　トランプ大統領が日本のボデイガードとなると宣言してくれたこと。そして日本の心を大事にする堅実なゴルフを旨とする　少し舌足らずの　ノビタ　安倍総理。やはり絶妙のコンビなんだろう。　さてロンVSヤス時代は日米蜜月時代と共に日米通商戦争が勃発した時期でもあった。剛腕トランプ大統領の元では、今までの　狡猾な非関税障壁を設けた農業や自動車産業はもっと日本市場の開放を求められるであろう。TPPだったら緩やかな市場開放で済んだが、アメリカとの1対１のFTA交渉では急激な変革を求められるだろう。このことは我々庶民にとっては、今まで農業保護や産業育成という名目で異常に釣り上げられた関税撤廃や規制緩和が急激に進む訳で大歓迎でもある。この急激な変化に対応していけば我々のビジネスももっと成長出来るわけだ。但し、乗り遅れたら万事休すでもある。