緊急事態宣言の更なる1か月延長で、僕たち飲食業にかかわる人たちは絶望の悲鳴をあげている。クワンチャイはお取引先やお得意様のご厚意で何とか生き延びているが、これ以上の甘えは許されないと考えている。それにしても日本の優秀な官僚たちが作成した、緊急事態の緊急融資申し込みの煩雑さは頭のいい官僚にはシンプルなのだろうが、我々庶民には複雑に過ぎる。火事で母屋に火が回りそうで消防車に来てもらい火消しを頼んでいるのに、身分証明書や理由やを聴取して本人か確認してからでないと消防活動が出来ないと言っている様なものだ。そうこうしている間に手遅れになってしまう。政府の偉いさん達は実質給与5%OFFで形ばかりの危機意識。大阪府会議委員は吉村知事の音頭で給与50%OFFで庶民に寄り添っている。これが今回の緊急事態に対する行政の人たちの危機感の差なのだろう。我々庶民は、このコロナ災禍を自助努力で耐えて、我々に寄り添う日本国のかじ取りを託せるリーダーが誰なのかを見極めなければならない。さて今回のコロナ災禍は歴史の大きな節目としてパラダイムチェンジを引き起こしている。様々なパラダイムチェンジがある。①家賃保証問題で浮き彫りにされている飲食店の家賃問題でも考えさせられることが多い。同じ料理を食べるのに家賃100万円のところが1000円の価格で家賃30万円のところが750円の価格だったら、今まではカッコいい1000円の店に行っただろうが今後は750円の方に行くだろう。つまり同じ料理を食べるのに高額家賃の店へは行かなくなるだろう。経営リスクも同じだ。安くて裏すじでも便利で衛生的であればそちらを選ぶ方がリスクが少ないしデリバリーのバイクも停めやすいかも知れない。⇒高額商業ビルから安価なテナントビルへの移動 ②在宅勤務か都心オフィス勤務か? わざわざ満員電車に揺られて感染リスクを負うよりも週1回程度、時差出勤で都心のオフィスに行った方が作業効率がいいかも知れない。⇒都心の高額ビルの過剰供給不況とリモートワークの進化 ③人数だけ多い国会議員の先生のデイベートをTVで見ていると『会議は踊る』と感じてしまう。絶望感とイライラばかりが募ってくる。議員先生の人数が多いのが逆に審議が遅れる原因になっている。⇒国会議員の定数大幅削減へ ➃学校教育の遅延とデジタル化の遅延。⇒新学期9月開講と全員デジタル化の推進 これから100以上のパラダイムチェンジがどんどん起こってきて 国の長としての天皇を中心としての真の令和維新が始まる事を期待しています。その時代を率先して切り開くためにも歯を食いしばって生き延び、再び成長して行こうと決意しています。
その他の辛旨トーク
- 2023年4月21日MAKUAKE にてクワンチャイのミールキットをクラウドファンデイングで販売開始
- 2023年4月8日タイ料理を科学し簡略化する
- 2023年3月3日タイ料理調理システムのマンダリンオリエンタルホテル方式への改革
- 2022年11月26日フランチャイズシステムいよいよ始動
- 2022年11月9日ビュッフェ料理店を閉店しました
- 2022年9月30日ビュッフェ料理の限界と挑戦
- 2022年9月4日タイ料理の辛さにはHOTとSPICYの2つの意味がある
- 2022年8月16日クワンチャイは全店タイセレクト
- 2022年8月15日クワンチャイのマンゴラッシー
- 2022年8月10日僕が学んだタイ マンダリンオリエンタルホテル調理学校