コロナ禍で消費行動が劇的に変化しつつある。今まで満員電車に揺られて都心に勤務していた人々はリモートワークの便利さを覚え、在宅勤務が増加しつつある。会社は高い家賃の大きな事務所を都心に持つ必要性を感じなくなった。大きなパーテイ自粛で、２～3人の小グループのみの飲食行動が日常化する。遅れていたネット環境が大幅に改善され、上は政治批判、下は通販まで個人が自我を主張している。インバウンド需要のお陰で斜陽産業化が明確だった百貨店や旧態依然としていた質の悪い飲食店、旅館が存続していたが一気に化けの皮が剥がれて淘汰されようとしている。このコロナ禍は一時的な災禍では無いと僕は考えている。CIAがUFOの実写映像を公表した様に、我々の身の回りに予想外の事態が起こりうるという事を自覚せねばならない。今後、近いうちに宇宙人がウイルスという武器を使って地球を攻撃してくる日が来るかも知れない。その為に今のフェイスシールド、マスク、消毒という自己防衛は日常化するかもしれない。非日常が日常化するという前提で、我々飲食業も、全方位型経営に移行する時期が来た模様だ。今こそ知恵の出しどころだ。