Toggle

辛旨トーク

今こそ日本の構造改革を決断するべき時

コロナ禍で、お客様の動態が劇的に変化しようとしている。 三密を避ける為に都心に大規模な事務所を擁する企業がリモートワークを奨励し、都心における昼間人口が半減している。一方、主として郊外の自宅周辺の飲食店は繁盛している。大きな宴会を自粛する動きが顕著で、大箱の居酒屋等の飲食店の撤退が相次いでいる。イートインを避け、テークアウト、デリバリーが勢いを増している。従来からの既成概念による飲食店立地条件は全く用をなさない状況だ。  我々、飲食サービス業を経営する者にとって先見力で立ち向かう最後の聖戦だ。   気象条件の変化は劇的で、百年に一度である筈の異常豪雨や台風の来襲が毎年起こっている。国土強靭化計画なるものがあるが、自然の脅威に抗えない場所を強靭化しても、非力な人間の力では致し方ない。それよりも、激甚災害の危険性のある地域から国民を強制的に転居させて自然災害に立ち向かえる強靭な新都市を建設し移住すべきである。それこそ未来を見つめた政治家が力を発揮すべきだ。 行政システムに目を向ければ、1か月以内に受給できるはずの補助金が4月から数えると3か月経過しようとしているのに給付率は50%にも満たない。それこそ日本の官僚を頂点とする行政サービスシステムが時代の潮流に乗り切れていないのでは無いか。 100年に一度かも知れない災禍を乗り越えるためには今こそ衆知を集めて 田中角栄の日本列島改造論 では無く 新日本構造改革の試案を作り、抜本的に日本を構造改革すべきでは無いだろうか。時間は無い。

 

 

その他の辛旨トーク

Return Top