本物のタイ料理の評価は人さまざまです。今はやりのUberや出前館でもクワンチャイは本物のタイ料理を提供する事が出来ます。業務スーパーで販売している安価な缶詰めグリーンカレーをタイ料理の経験が乏しいお客様は本物だと感じる場合もあるでしょう。巷のネット情報を鵜呑みにして偽物を本物と信じてしまう場合もあるかも知れません。僕は巷の情報は情報として受け流し、僕なりの価値観でお客様に本物と感じて頂けるタイ料理をクワンチャイで提供出来る様に努力しています。しかしながらお客様の求められるタイ料理⇒お客様が本物と感じられるタイ料理 と僕達が考えるタイ料理との乖離が若干常に存在し、その乖離の誤差少なければ少ないほど、お客様が本物だと支持して下さると考えています。コロナ禍でお客様の価値観も多様化し、お金の使い方も一層シビアになってきている昨今、僕達はマーケットを細分化して分析して顧客層を分析し デリバリーやテイクアウトに対応できる価格を抑えたや大衆的なタイ料理とタイの高級レストランを超える素材と調理技法と盛り付けの美しさを誇るお値段が高めの高級タイ料理の2極分化が妥当だと考えています。前者でも後者でもどちらも本物の本格的なタイ料理です。タイにバックパッカーとして旅行された経験のあるお客様は主に屋台料理でタイ料理を堪能され、盛り付けの綺麗さより、香辛料の香りが強く、ボリュームがあり価格が安いのが本物のタイ料理だと感じられるでしょう。これが前者にあたります。タイのマンダリンオリエンタル、ペネンシュラ、デユシタニ等の3つ星以上の高級ホテルに宿泊されタイ料理を食べられたお客様やブルーエレファント,ブッサラカン等の高級レストランで食事されたお客様は後者にあたります。この様な高級レストラン経験のお客様にとっては後者しか本物と感じられないでしょう。実はどちらも本物なのです。クワンチャイではこの2つのターゲットを区分けして今後は提供していきます。タイの屋台風なのに高額な料金を請求したり、高級レストランなのに料金が余りにも安価なものは偽物で淘汰されていく運命にあります。店構えだけ高級だったり宣伝上手だけで料理の技法も素材も低級な店も偽物です。このタイプの店は過当競争に陥っている大阪市内や東京都内では劇的に淘汰されていく運命にあります。クワンチャイは旗幟を鮮明にして大衆路線での本物と高級路線での本物のタイ料理を目指しています。
その他の辛旨トーク
- 2023年4月21日MAKUAKE にてクワンチャイのミールキットをクラウドファンデイングで販売開始
- 2023年4月8日タイ料理を科学し簡略化する
- 2023年3月3日タイ料理調理システムのマンダリンオリエンタルホテル方式への改革
- 2022年11月26日フランチャイズシステムいよいよ始動
- 2022年11月9日ビュッフェ料理店を閉店しました
- 2022年9月30日ビュッフェ料理の限界と挑戦
- 2022年9月4日タイ料理の辛さにはHOTとSPICYの2つの意味がある
- 2022年8月16日クワンチャイは全店タイセレクト
- 2022年8月15日クワンチャイのマンゴラッシー
- 2022年8月10日僕が学んだタイ マンダリンオリエンタルホテル調理学校