無事にオリンピックが終わり、暗い世相がしばらくの間明るくなった。　開催を強行してくれた菅総理、小池都知事に心から感謝したい。　東京オリンピック2020は様々なことを教えてくれた。　その１　「日本人は優秀な民族である事を再確認させてくれた」　目標をはっきり持ち、優秀なリーダーが居たり、チームワークが優れた競技は、おしなべて予想より上回るメダルを獲得した。また穴場のメダルが取りやすい競技をいち早く発掘してメダル獲得に結び付けた。柔道、フェンシング、女子バスケットボール、体操,野球、スケートボード等があたる。各選手　日本人の学習能力が高い事を証明して見せた。　これは国家にも当てはまるだろう。優秀なリーダーが判りやすい目標と未来を示す事が出来れば、日本国民は辛抱強く努力するので、再び成長軌道に乗ることができるだろう。　思いのほか振るわなかった競技は、まさに今の日本の状態の様に、過去に胡坐をかいて空虚な自信だけを持ちジリ貧状態に陥っていたのだろう。　その２　「一部マスコミの歪んだエリート意識が国民をミスリードしている」テレビ朝日の閉会式当日から、翌朝までのアルコールを伴った集団打ち上げ会が、泥酔による女子社員の大怪我で発覚した。救急車搬送が無ければ発覚しなかっただろうが、国民に集団飲食の自制を訴え、オリンピック開催反対を喧伝していた当の本人達の二枚舌には呆れるほかない。本来ならテレ朝社長が、国民の前で土下座謝罪するべきであるが、スタッフが軽く謝罪しただけだ。多分、他のスタッフも経営陣も同じ様な愚行をしていたのだろう。うまく隠れてやれ！馬鹿野郎！ばれたじゃないか！と経営陣が思っている程度なのだろう。言行不一致とはこのことだ。無責任体質にも程がある。オリンピック開催までは開催反対70％、開催後は開催して良かったが65％。この世論形成を行ったのは彼ら信頼できないマスコミである。そして真面目に練習に打ち込んできたオリンピアン達にしたり顔で開催の是非を問い、気持ちを萎えさせてきた張本人達が彼らであった。あの無神経な質問を繰り返さなければ、日本の獲得メダル数はもっと多かったに違いない。　その３　「日本人はもっと自信を持つべきだ」　東京オリンピックは海外マスコミの殆どが伝えている様に成功裏に終わった。なのに一部の批判的な海外の意見を探し出して自虐的になろうとしている。これも例のインチキメデイアであるが。コロナ禍で罹患リスクもある中でボランテイアの人たちも医師の人たちも献身的にオリンピックを盛り立てた。オリンピアン達もヘンテコなマスコミインタビューにも真面目に応対していた。こんな優秀な民族はない。もっともっと日本人は、日本国と誠実な国民性に自信を持つべきだ。