欧米生活20年超のマスク大嫌いの僕にとっては、コロナ下でのマスク着用遵守は一種の拷問に近く辛く厳しい2年間でした。欧米では平常時はマスクをする習慣が殆どなく、マスクをして歩いていると、余程重篤な伝染病持ちでは無いかと道行く人は避けて通るという有様でした。だから日本ではマスク装着に抵抗感が少なかったためにコロナ蔓延が抑えられたともいえるし、欧米ではマスク装着に抵抗感が強かったためにマスクをしない人が多くコロナが蔓延したともいえる。世界中で、特に先進国ではワクチン接種もかなり進んでコロナが落ち着きそうなので、後しばらくの辛抱でマスク生活から解放されそうで同慶の至りである。さてマスクをしていると顔のうち目とオデコしか見えないので殆どの人が美人か美男に見える。マスクを外すとあらびっくり。鼻が空を向いていたり、口が突き出て居たり、顎が尖っていたりと驚くことが多い。時には異常な口臭の人も居てびっくりして引いてしまう事もある。マスクのお蔭で見かけの美人、美男が増える事は精神衛生上はよろしい。但し、マスクをしている為に目つきの悪い人はより一層怪しく見えるので皆が注意するので犯罪を犯しにくいかも知れない。僕みたいに大声の人間はマスク越しでもコミュニケーション上問題ないが、小声の人やシャイな人は社会生活上大変つらい思いをされていただろうと同情します。兎に角、マスク無しの生活が待ちどうしい。