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辛旨トーク

コロナ後を考える 8 日本の立ち位置

コロナ禍の2年間で、様々なことが浮き彫りになった。 まず、中国はコロナ発生源が明快なのに、隠蔽工作に終始し、厚化粧で善人ズラしてワクチン外交を行ってきた。同時にコロナ禍に乗じて一国二制度としていた香港を力ずくで併合して反対の意見を封殺して民主主義を平気で脅かしている。ウイグルでは国際世論を無視してジェノサイトを平気で行っている。我が国土の尖閣諸島にも違法侵入を繰り返している。これらの不誠実で、強欲で恥知らずな中国がアジアの盟主たらんとし、その上で火事場泥棒や謀略の限りを尽くして世界一の経済国家に登り詰めようとしている。本当に中国がリーダーになったら世界は終焉だ。まず安倍元総理が連携の道筋をつけたオーストラリア、インド、ベトナム、台湾、タイ等の主要アジア、オセアニア諸国は中国を忌み嫌い信用していない。どの国を信用しているのか? それは日本であるという事がコロナ禍でより明らかになった。我々日本人は、もっと自信と自覚を持ってアジア、オセアニアをリードしていかなければならない。徳の無い中国を下請け大工業国と安物専門の大型消費地として抑え込み、揚げ足取りで恥知らずの身勝手韓国には無知を自覚させ恥を知らしめ、日本がアジア、オセアニア地域のリーダーとしてまとめていく責務がある。日本は太平洋戦争という無謀な戦争をアメリカの謀略に乗り軍部が独走して始めてしまった。原爆投下までされて手痛い敗戦をしたが、進駐していったアジア諸国が欧米諸国の植民地から独立していく手助けも行った。中国やアメリカや欧州諸国の様なエゲツナイ植民地化政策は行わず(反日、朝日新聞がでっち上げた従軍慰安婦問題や本多勝一が虚構として作った南京大虐殺は無かったのに韓国や中国は未だに政治利用しているが)徳を持って治世を行い、併合した諸国のインフラ作りや教育環境の整備を行ってきた。だから今でもアジア諸国は中韓が嫌いで日本を信用している。さて日本は民主党政権時代の誤ったバラマキ政策、デフレ政策、国際競争力喪失政策、菅政権下での福島原発事故始末の迷走と国際的な信用喪失の為に、日本経済が傷つき疲弊した。そのあと生まれた安倍政権は民主党政権時代の負の遺産解消の為に日銀も巻き込んで信用回復と経済の復活に軌道修正を推し進めた。しかしながら安倍総理の外交手腕や国家感とかビジョンは優れていたものの、その育ちの良さから脇が甘く、森友問題や桜問題等を、反安倍勢力で親中国の左派マスコミにリークされ近年はダッチロール状態に陥り、コロナ禍で身動きが取れなくなり退陣。そして番頭格の菅総理がピンチヒッターとして誕生。そのあと自民党本流である宏池会のプリンスである岸田総理が誕生した。しかし結果的には過去10数年は民主党の失政と、安倍総理のバラマキ経済政策で、その回復に費やしただけで、日本を再び大きな成長軌道に乗せる大胆な政策が打たれていない。岸田政権は平成版所得倍増計画を軸として大胆な政策を打つことができるのか? その政策転換の前のベタナギの状態なのか。10月31日の衆議院選挙結果からも目が離せない。

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