大谷翔平選手の一般人には理解できない平常心と二刀流の謎が少しとけた気がする。先日、ふらっと書店に寄ったら、なんと中村天風師の『運命を拓く』が大谷翔平選手の愛読書と大きく告知されていた。大谷翔平選手の活躍の秘訣について、中村天風師の哲学がどの様に影響しているかを解説する書籍まで登場している。ホームラン王争いのさなか、いくら敬遠されても、平然と受け入れ超然としていた姿勢は、脂ぎった普通のスポーツ選手と異質だと感じたのは僕だけではないだろう。大谷選手は中村天風師直伝の心と身体をコントロールする能力に長けているのだろう。コロナ禍の中で未来が見えにくく暗中模索する僕達。『心と体の一体化』や『積極的な心や言葉』がこれ程、必要とされる時代はない。古くは軍神と呼ばれた東郷元帥。病弱な身体でも世界一の家電メーカーを創った松下幸之助。一本足打法で世界のホームラン王になった王貞治。彼らの心の支えが中村天風師の教えであったことはよく知られている。僕が１０歳の時出会った中村天風師の教えが脈々と続いていることに感嘆した。そして、今からでも遅くない、天風師の教えを実践して免疫力UPに繋がるタイ料理を普及させる事により日本と地球に貢献して行こう。