プ―パットボンカレー(蟹の卵カレー炒め)が昔からヤマモリのインスタント商品で185円で販売されていたのですが、松屋で5月24日から並盛・大盛共に690円で販売されたので早速試食しました。もともとプーパツトボンカレーはバンコック スリオンに本店を置く ソンブーンというタイ海鮮料理の老舗の人気メニューで僕は10年前に試食に訪問した記憶があります。今ではバンコック市内でソンブーンも多店化して全店でプーパットボンカレーを味わえますし、バンコック市内にある殆どのタイレストランでも味わう事が出来ます。プーとはタイ語で蟹を意味し パットは炒めるを意味し カレーを意味します。ソンブーンの元祖 プー パット ボンカレーで使用する蟹はワタリガニを殻を砕いて使用しているので値段も割高で一皿1000バーツ(3000円以上)したと記憶しています。美味しかったけど蟹の殻が口に紛れ込み食べにくかった記憶があります。小泉元総理がタイに到着したら宿舎に行かずにソンブーンにプーパットボンカレーを食べに直行したという逸話があるほどです。さてクワンチャイでは創業以来プーニムパットボンカレーをアラカルトメニューで提供しています。プー(蟹)ではなくプーニム(柔らかい蟹)なのはワタリガニの甲羅が食べるときに邪魔になるのでソフトシェルクラブを衣をつけて揚げて、食べやすい様に提供しているからです。ソフトシェルクラブとはタイ産の脱皮したての蟹でワタリガニと食感は異なりますが、甲羅ごと食する事が出来るので大好評です。やまもり や松屋 の様にクワンチャイでは高級素材を使用しているので安価で提供する事は出来ませんが、近日中にプーニムパットボンカレーのお弁当やランチメニューを始め、松屋さんのプーパットボンカレーに飽き足らない本物志向のお客様に提供します。
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