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辛旨トーク

タイの料理(海老のすり身揚げ)に日本の料理のいにしえを見る

トッドマンクン 『海老のすり身揚げ』をクワンチャイでは手作りで提供しています。今後のネット販売でもお客様にお届けする予定をしています。この商品は、タイの海老しんじょう とも呼べるものですが、今の日本では、かまぼこ や ちくわ でも殆どは ツナギになる片栗粉や小麦粉や化学調味料と保存料を多用していて魚類の純度が精々60%が良いところだと思います。『かいや』という鱧のかまぼこを江戸時代から造っている神戸の老舗がありますが ここは 純度が クワンチャイ のトードマンクン と同じく95%以上だと思います。(高級ゴルフクラブや高級懐石料亭のおせちに入っている場合もあります)僕たちが造る商品には、殻をむいた海老と卵黄とコブミカンの葉と艶出しに豚の背脂を少し加えているだけで粉ものと化学調味料と保存料の含有率はゼロです。この海老を時間をかけて捏ねて粘りを出し、パン粉をまぶして高温の油で揚げています。手間がかかり原価が高くなりますが 『かいや』の蒲鉾が1本3000円位ですから クワンチャイの提供価格は鱧と海老の違いがありますが割安かも知れません。タイから粉を繋ぎに大量に使った加工済のトードマンクンを輸入する事も出来ますが、それでは工業製品のまがいものの かまぼこ と変わりません。せめて本当の美味しさを手作りしようと、クワンチャイでは愚直な手法で 日本の料理のいにしえを彷彿とさせる 海老のすり身揚げ を提供し続けます。

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