クワンチャイでは国や府県の指導に従い、時短営業や席数の削減、マスクの着用、体温測定、除菌スプレーの設置、アクリル間仕切り 等々 全ての指導遵守を行い、全店舗でゴールドステッカーを頂戴して、従順に抑制して営業を行ってきました。その為補助金はつつがなく頂戴して、なんとか雇用維持と会社維持が出来て現在に至っています。そう クワンチャイはゴールドステッカー店舗です。一方、先般一部勝訴した、ZESTやモンスーンカフェ等を経営する㈱グローバルダイニングやかなりの数の居酒屋は指導に従わず、明け方まで営業を続けて、コロナ禍以前よりも大きな利益をあげて来ました。これらの指導に従わなかった店舗を「お願い」非遵守店舗と呼ぶことにします。コロナが終息に向かいつつある今、これらを総括してみたいと思います。まず、平和ボケの日本では私権の制限を国家が主導する所謂、戒厳令に近い行政指導が出来ないので、国や行政から 「お願い」ベースで遵守義務を示し、遵守した場合は持続化給付金等の補助金を与えるというシステムです。この「お願い」を遵守したのが7割位の飲食店舗でゴールドステッカー店舗 「お願い」を悪用して補助金をせしめた悪党は1割(かなり巧妙に補助金を受給している店舗もあり、国税庁職員や10億円不正受給事件等つかまっているのは氷山の一角の気がします) そしてこの「お願い」非遵守の店舗は2割位でしょうか。結果的には世界の中でコロナ罹患者のうちの死亡率が一番少なかったのは日本なので、この「お願い」政策は成功だったかもしれません。先日、クワンチャイのスタッフとコロナ禍でも「お願い」に背を向けて、「お願い」非遵守店舗として営業し好成績をあげて来た居酒屋さんに市場調査に出かけました(コロナ禍の間は僕もスタッフも、この様な店舗に行くことをずっと自制して来ました)。ひっきりなしにお客様が来店される繁盛店でした。「お願い」非遵守店舗を経営する彼らは彼らで、コロナ罹患のリスクを感じながら朝まで営業を続けてきたのだから、そして補助金も受給せずに頑張って営業して来たのだから、かなり勇敢な人たちです。どんなルールを作っても必ず破る人たちが、この世にいるのだから、逆に「お願い」非遵守店舗があったおかげで、暴動も起こらなかったのかも知れません。コロナ罹患のリスクを恐れず営業を続けた彼らに感謝すべきかもしれません。問題なのは、自粛「お願い」を受けたふりをして闇で営業を行ったり、閉店同然の店舗を営業しているかの如く申請して補助金を不正に受給したであろう人々が、国家公務員も含めてかなりの数いた事です。(先日、保健所に営業許可書の更新に行って、「営業廃止の店舗が多いでしょう?」と聞いたら「いえいえ営業継続や新規営業開始の店舗が増えて不思議だと思うのですが、要件を満たしていれば営業許可を出さざるを得ず、不思議だと思っているんです」という呑気なコメントでした)これらは補助金狙いの俄か飲食店が、かなりの数、存在している事の裏返しでしょう。コロナに乗じて詐欺行為をする、そのコンサルタントをする。という許せない火事場泥棒の様な人々は、僕達、真面目なゴールドステッカー店舗からすれば許すことが出来ません。本当に末世の感がします。さて、ユルユルの日本と比較して強権的な中国の様にコロナゼロ政策を行って、白衛兵に締付けられたら耐えられません。民主主義の日本に生まれて本当に良かったと思います。但し僕達ゴールドステッカー店舗は、かなり抑制的な店舗運営を行ってきたので、真面目な多くの固定客様が逃げられてしまいました。これからはゼロからお客様を開拓して、後れを取り戻さねばなりません。僕は善良なゴールドステッカー店舗の代表として、積極的な営業をして、勇敢な「お願い」非遵守の店舗には負けるわけにはいきません。勿論、火事場泥棒の様な補助金搾取の輩に足を引っ張られたくもありません。
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